常例法座(令和7年5月)

深みへ深みへと逃げるのが魚の自性であるのに対して、池で飼われている鯉は人が手を叩けば浮いてきます。これは人が手を叩くのは餌をやろうということであると鯉が思っているからで、人のやろうという心と鯉のもらうという心が1つになっているためです。自分の心で助かると思うからお浄土に参れるのではありません。阿弥陀さまの助けるというお慈悲が、そのまま私の心で助かるという心になって下さるから参れるのです。

利井鮮妙和上

今月の常例法座は大阪市西光寺より、行信教校校長 天岸淨圓先生をご講師にお迎え致します。

16日(金)午後2時よりお勤めの後、ご法話をいただきます。

浄土真宗はお聴聞に極まると申します。どなた様もお誘い合わせの上お聴聞下さいませ。是非ご一緒にお聴聞致しましょう。合掌